巨人 助っ人6人の中で弾かれるのは誰? 実名公開

2016年12月24日 11時00分

試練の年になりそうなクルーズ

 今オフを席巻した巨人の巨大補強は、守護神候補のアルキメデス・カミネロ投手(29=前マリナーズ)との契約合意で完了した。現有勢力にとって新戦力勢は強力なライバルとなるが、競争するのは外国人選手同士でも同じだ。来季は6人の助っ人でスタートするが、一軍に出場できるのは4人だけ。その枠からはじき出されてしまいそうなのは――。

 

 3年ぶりのV奪回へ、巨人は陽岱鋼(前日本ハム)、山口俊(前DeNA)、森福(前ソフトバンク)の3人をFAで獲得。12年パのMVP左腕・吉川光(前日本ハム)らをトレードで新戦力に迎えるだけでなく、助っ人の補強も積極的だった。

 

 かつては楽天でプレーし、強打で一、三塁も守れるマギー(前タイガース)に加え、新守護神候補としてカミネロの入団も決めた。これで巨人の助っ人はマイコラス、マシソン、カミネロ、ギャレット、マギー、クルーズの6選手となった。しかし、一軍には4人しか出場できず、必然的に2人はあぶれてしまうことになる。そこで故障離脱などのアクシデントを除いて来季をシミュレーションしてみると…。

 

 4年連続で60試合以上、今季は70試合に登板したマシソンとチーム2位の24本塁打を放ったギャレットの開幕一軍はほぼ当確。

 

 一方、昨年はチーム最多勝の13勝(3敗)をマークしたマイコラスの来季開幕ローテ入りは微妙だ。というのも、美人妻のローレンさんが来年3月下旬に第1子の出産を予定しているためで、球団もマイコラスの出産立ち会いの一時帰国を容認する構え。先発の柱が出遅れるとなれば、リリーフ陣をさらに手厚くする必要があり、マシソンとカミネロはいっそう外せない。マギーは阿部、村田とポジションがかぶるが、代打などで攻撃力アップに欠かせない存在になるだろう。

 

 こうした想定からチームスタッフは「どう転んでも最も出番がなさそうなのはクルーズだろう。あの一件のこともあるし」とキッパリ。

 

 緩慢プレーで“懲罰抹消”にまで踏み切った首脳陣の心証は回復していないばかりか、二塁はドラ1ルーキーの吉川尚(中京学院大)など候補がいる。限られた外国人枠を使わなくても埋め合わせは可能というわけ。来季で2年契約最終年となるクルーズには試練の年になりそうだ。