ソフトバンク・武田翔太投手(23)が21日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円増の1億2000万円でサインした。

 1年間、ローテーションを守ったことを評価され、高卒6年目での大台を突破した。球団では城島(健司氏=40)に続く2人目で、投手としては初となる。武田は「(大台突破の)実感はないですね。城島さんには並べられてないです」と話した。今季は27試合に登板して14勝8敗、防御率2・95という成績。それでもシーズンを通して調子が上がらなかったといい「コンディショニングを勉強できた」と振り返った。

 来季の目標に200イニングと防御率2点を切ることを掲げて「全体的にパワーアップ、スキルアップしていきたい」と意欲を見せた。

(金額は推定)