阪神若手投手陣 糸井と「ドラゴンボール」交流計画

2016年12月20日 16時30分

人見知りの青柳(囲み写真)も糸井との会話に期待

 阪神の若手投手陣が、FA加入した糸井嘉男外野手(35)と「ドラゴンボール交流」を計画している。今季パ・リーグ盗塁王を獲得した超人に課題のクイック、けん制の改善点などを聞き出すために、互いに大好きな人気漫画の話題で親交を深めるのが狙いという。

 

 まだ実績のない若手投手陣にとって糸井は格好の“勉強材料”。ある投手は「糸井さんに一番聞きたいのは、盗塁をしやすいピッチャーについて」と話す。だが「その前に糸井さんにそういう質問ができるような関係を築くのが先。“宇宙人”と言われているし…」というように面識もないのにいきなり「教えてください!」と言うのも失礼。そんな中、持ち上がったのが「糸井さんはあのドラゴンボールが好きらしいんで、それを会話のきっかけにして仲良くなれないかな」(別の投手)との妙案だ。

 

 人気漫画「ドラゴンボール」。実は糸井も大ファンで、今年1月の自主トレで「(主人公・孫悟空が覚醒した姿の)スーパーサイヤ人になる!」と宣言して肉体改造に臨んだほど。確かに“ドラゴンボールトーク”なら世代間ギャップも関係ナシで共通の話題としてもってこい。これを「つかみ」にして親交を一気に深めようというわけだ。

 

 とっておきの人物もいる。漫画通の青柳だ。新人イヤーの今季、4勝をマークした右腕は台湾で行われたアジアウインターリーグで投手MVPを獲得し、19日に帰国。「糸井さんに自分の(フォームの)クセとか聞いてみたいと思っていました。僕は人見知りなんで、できるだけ共通の話題があるといい。実家にドラゴンボールは全巻ありますし、僕も語れますよ!」と早速“やる気”になっている。

 

 これには金本監督ら首脳陣も大歓迎だろう。今季7勝18敗と大きく負け越した広島に足攻で痛い目に遭い、矢野作戦兼バッテリーコーチは「糸井にはピッチャーにも助言してほしい。交流戦(の対戦)だけでも走りやすかったとか、いろいろ伝えてほしい」と話していたからだ。糸井とのドラゴンボール交流。来季はそれにより若手投手が覚醒するかもしれない。