角中3200万円UPにも“不満顔”

2012年12月15日 11時10分

 ロッテの角中が14日、千葉市内で契約更改交渉に臨み、3200万アップの年俸4200万円でサインした。

 今季は打率3割1分2厘で首位打者のタイトルに輝き、ベストナインにも選出されるなど大活躍。来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシックに出場する日本代表候補にもチームからただ一人だけ選ばれた。

 この活躍から大幅増の期待に胸をふくらませていた。しかし現実は思っていた以上に厳しかった。「里崎さんからアドバイスをもらい、希望金額の上限と下限を決めていた。球団の提示はその範囲内だったが、上限には近くはない」。

 球団側の自分に対する評価にはやや不満を感じているが、チームが5位に沈んだ責任は自分にもある。角中は「タイトルだけ見れば十分すぎる1年だったが、2ストライク後のボール球をよく振ってしまった。来年は出塁率にこだわりたい」とさらなる飛躍を誓い、またWBCに向けて「独立リーグ出身でも、ここまでできると証明できた。もっともっと、できるところを見せたい」と意気込んだ。

 本人は来季の打順について「下のほうで打ちたい」というが、伊東監督の中では来季の「1番・角中」は既定路線となっており、現在は新たな切り込み隊長を起点とした攻撃布陣について構想を練っている最中だ。新生ロッテのキーマンとして、周囲の期待は高まる一方だ。(金額は推定)