来季はひと味違う 掛布二軍監督「阪神は二軍もV」

2016年12月15日 16時30分

ラジオに生出演した掛布二軍監督。左は元阪神監督の吉田義男氏

 阪神・掛布雅之二軍監督(61)が14日「(ウエスタン・リーグ5連覇中の)ソフトバンクの連覇を来年は阻止したい!」と就任2年目での二軍Vを宣言した。

 

 今季の阪神二軍は優勝したソフトバンクに19.5ゲーム差をつけられての3位。広島に独走Vを許した金本監督率いる一軍と同様の成績に落ち込んだ。そこからの逆襲予告。今年の開幕前は「二軍はドーンと最下位でもいい。一軍は、使える(二軍の)戦力を吸い上げて頑張ってくれれば、二軍は言い方は悪いが“残りカス”で燃え尽きていいんだ。二軍の勝敗なんて後回し」と話していたが、そんな順位無視から一転して勝利優先の格好だ。

 

 この“宗旨変え”について掛布二軍監督は「二軍で勝ってた方が(常に勝利を求められる)一軍に上がった時に選手が戸惑わない。来年は金本監督も厳しくいくと思うから、下と上のギャップがあるのもいけない。勝つということをテーマに戦いたい」と説明。「僕もやっぱり現役時代から負けるのは好きじゃない。やっぱり勝ちたいんだよ。1年やってみてそう感じた」と明かした。来季は球団のスローガンが『超変革』から『挑む』に変更。「勝ちにこだわる年にする」(金本監督)だけに、二軍も悠長にしてはいられない事情もある。二軍ナインにもしっかりと勝ち癖をつけて一軍のV奪回に協力するつもりなのだ。

 

 このミスタータイガースの宣言通り、阪神二軍が来季優勝すれば、平田監督(現一軍チーフ兼守備走塁コーチ)が率いた2010年以来のこと。この日、掛布二軍監督はABCラジオ「堀江政生のほりナビクロス」に生出演。FAで新加入の糸井について「彼の場合は単に1人加わるわけじゃない。ヤクルト・山田のようにオールマイティーなカードになる」と大暴れを期待したが、来季は二軍もひと味違う。