ヤクルトのエース・小川泰弘(26)が9日、東京都内の球団事務所で契約更改を行い、600万円減の年俸8800万円でサインした。プロ4年目の今季は自身ワーストの勝ち星(8勝)と防御率(4・50)で初の年俸ダウンとなった。

 今年はチーム唯一の規定投球回を達成した小川だが「現状維持が良かったですけど(ケガで)3試合、先発ローテーションを抜けてしまった事実がありますし、来季奮起してほしいという意味で下がったと思う」と淡々を語った。

 交渉に当たった小川淳司シニアディレクター(59)は「開幕投手でもあったし、エースとして回ってもらわないといけなかった」とピリ辛査定を説明。和製ライアンは来季へ向け「先発の中心としてケガなく回り、200イニングに近付けるようにしたい」ときっぱり語った。

(金額は推定)