11月の契約更改後に「来季はキャッチャーを育てたい。これは僕にしかできないと思う」と宣言した中日・吉見一起投手(32)が7日、そのための具体的なプランをブチ上げた。

 今年の沖縄春季キャンプは志願して二軍の読谷スタートだったが、まずそれを一軍の北谷スタートに変更。すでに11月下旬の球団納会で森監督にお願いしたそうで「そこにいるキャッチャーが正捕手争いをすると思うのでね。彼らとたくさん会話をしていきたい」と話した。

 さらに捕手とコミュニケーションをとるため、キャンプ中のブルペンではブルペン捕手ではなく、選手の捕手に受けてもらうことも示唆。

「友達とかになるんじゃなくて、自分の意見というか、とにかくたくさん会話をして、いろんなことを発見できたらいいと思う。あまりに会話がなかったので、ご飯とかも誘おうかなと思っている」と積極的に“飲みにケーション”も図っていく考えという。

「捕手が強いチームが試合を支配すると思う。チームが勝つことを優先していろいろとやっていきたい」と吉見。「今後、僕が話すことを(捕手たちは)糧にしてやってほしい。キャッチャーを育てるといっても正直、めちゃくちゃ難しい。来年、10%でも捕手が成長したら大成功だと思う。もっと言えば5%でも成功だと思う」と張り切っている。