【メリーランド州ナショナルハーバー7日(日本時間8日)発=カルロス山崎通信員】レッドソックスからFAになっている田沢純一投手(30)について、代理人のネズ・バレロ氏が日本メディアの取材に応じ、現状を説明した。

「(情報の)アップデートはないが、ア・リーグ、ナ・リーグ、両リーグのチームが興味を示している。どのチームがフィットするか、探しているところ。彼の将来は明るいものになる。(交渉の)期限は設けていない。そうすると、間違ったところに行ってしまうことがある。だから、時間がかかることはあると思っている」

 バレロ氏は来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についても言及。

「田沢がWBCで投げられる可能性があるかどうか、問い合わせがあったと聞いている。ただ、詳しいことは分からない」と明言を避けた。

 マーリンズのマッティングリー監督が田沢獲得を検討していること明かしたように、2012年以降の5年間で293試合に登板した鉄腕リリーバーはメジャーで高く評価されている。