広島の結束力は凄い!“河田佳祐オンステージ”with誠也&野間

2016年11月30日 11時00分

河田コーチ(左)と息ピッタリの鈴木

【赤坂英一「赤ペン!」】25年ぶりに優勝したカープの首脳陣、全員が留任すると発表された。その中で、三塁コーチとして貢献した河田雄祐・外野守備走塁コーチは、チーム内で「河田佳祐」と呼ばれている。由来は極めて単純、昔からカラオケの持ち歌が桑田佳祐のサザンオールスターズだから。一般社会でも、40代以上の中間管理職などに多いタイプである(河田コーチは48歳)。

 

 いまだから書けるのだが、CSファイナルステージを目前に控えた10月8日、マツダスタジアムのパーティールームで行われた決起集会も、“河田佳祐オンステージ”で大いに盛り上がった。焼き肉を平らげ、ほどよく酔いも回ったころでテーブル上に立ち上がると、マイク代わりにコーラのペットボトルを握り、名曲「涙のキッス」をアカペラで熱唱してみせたのだ。

 

 さらに、河田コーチの後ろでは鈴木、野間の“仲良し外野手コンビ”もテーブルに上がり、手拍子を取りながら素晴らしいダンスを披露。石井打撃コーチが撮っていたこの動画をチラッとだけ見せてもらうと、実に息の合った絶妙のパフォーマンスで、私まで思わず拍手しそうになったほど(もっとも、河田コーチは石井コーチに撮られていることにまったく気づいてなかったらしい)。

 

 いかにも東スポ向きのネタなので、すぐにこの「赤ペン!!」で書きたいと河田、石井両コーチにお願いしたら、「いまはマズイでしょう。日本一になったらOKです」という返事。日本シリーズは残念ながら2勝4敗で敗れてしまったが、今季の広島の結束力の強さ、雰囲気のよさを示す秀逸なエピソードとしてここに紹介させてもらった。

 

 なお、野間はCSから日本シリーズまで、本拠地で試合があるときは、いつも12時半ごろから黙々と早出の打撃練習に取り組んでいた。ティーは球出しの石井コーチ、フリーは打撃投手の東出コーチを相手に、1時間以上みっちり打ち込んでいたものだ。その野間の次にグラウンドに現れ、負けじとバットを振っていたのが鈴木である。

 

 発散するときは発散し、練習するときはしっかり汗を流す。来季は鈴木がレギュラー2年目、野間はプロ3年目と、どちらも真価を問われる勝負の年。

 

 2人揃って外野のレギュラーに定着し、来年の決起集会でも河田コーチの後ろでダンスを踊って、チームを大いに盛り上げてもらいたい。