中日 新助っ人ゲレーロ獲得で“周平ダメならすぐ外す”

2016年11月29日 16時30分

厳しい状況に追い込まれた高橋

 中日の未完の大器・高橋周平内野手(22)が来季は背水の1年となりそうだ。今季は開幕サードでスタメン出場。好スタートを切ると、4月からはクリーンアップを任された。しかし、30日の広島戦(マツダ)で右手の有鉤(ゆうこう)骨を骨折。復帰まで3か月かかり、最終成績は75試合で打率2割5分1厘、4本塁打、29打点と満足いく結果とはならなかった。来季こそは「1年間通して試合に出られるようにしたい」と誓っている。

 

 しかし、状況は険しい。実は高橋に対し、森繁和監督(62)が地元のラジオ番組で手厳しいコメントをしている。森監督はサードも守れる新外国人のアレックス・ゲレーロ内野手(30=前ドジャース)を獲得したことに「高橋周平がサード安泰ということは、もう無理して使うということは(ない)。今までは(ダメでも育てるために)使い続けようと決めてたところがあるのかもしれないが、ダメだと思ったらすぐに外します。そのための外国人補強です」ときっぱり言い放った。

 

 これについて森監督に近い関係者は「もともと、森監督は谷繁前監督や高木前々監督に比べて高橋をそこまで買っていない。前任の2人は何とか我慢して育てようとしていましたが、森監督にはそこまでの考えはない。これは本音だと思いますよ」という。一方で「あれだけ才能があってチャンスをもらいながら結果が出ないのは甘いところがあるから。森監督はそうした高橋への叱咤の意味で厳しいことを言ったんじゃない。このままじゃダメだとね」(チーム関係者)。いずれにせよ高橋にとって勝負の1年となるのは間違いなさそうだ。