中日OB会が27日、名古屋市内のホテルで開かれ、森繁和新監督(62)が初出席した。

 例年のこの時期は新外国人の調査や獲得のため国内におらず「これまで一度も出席できませんでしたことをおわび申し上げます」と壇上でペコリ。チームは19年ぶりに屈辱の最下位に沈んだだけに、気合も十分だ。

 あいさつでは「今季(8月途中から)監督代行を務めてからチームの成績も上がらず、皆さんには心配もおかけしましたし、冷たい目で見られることが多かったと思う。しかし、来年に向かって選手も動きだしてもらってます。やれることは全部やるつもりでいます。厳しい叱咤激励をどんどんかけてください。その上で一つでも(上へ)、1勝でもして、1人でも多く客が呼べるように頑張ります」と決意を表明した。