ソフトB ベストナイン受賞ゼロの屈辱

2016年11月26日 16時30分

投手2冠の和田でも大谷には及ばなかった

 リーグ2位で83勝を挙げたソフトバンクだったが、まさかのベストナイン選出ゼロ。最下位に沈んだ2008年以来8年ぶりの屈辱となった。

 

 優勝した日本ハムと最後までデッドヒートを繰り広げたことを考えれば、意外な結果。ただ、球団内のショックは意外にも大きくない。チームスタッフの一人は「残念だけど、よくよく考えれば『そりゃそうだよね』という感じ。来年は絶対に優勝するしかないということだけ」という。

 

 その上で今回の結果を「もともと、ウチは総合力で抜きんでているチーム。ダントツで優勝した昨季にしたって、ベストナインは柳田とデホ(マリナーズに移籍した李大浩)の2人だよ。そのうちの1人がいなくなって、もう1人(柳田)は終盤にケガで離脱したとも言えるわけだしね」と分析した。

 

 投手部門では、最多勝と最高勝率に輝いた和田が大谷に敗れた。ただ、これも「和田も優勝のかかった最後に離脱したし、リリーフ投手のベストナインだってあり得るわけでしょ。ウチとしても悔しいが、投打で大谷にやられて優勝を逃した。今年の大谷が投手とDHで選ばれることに文句のつけようがない」(球団関係者)。

 

 工藤監督も「チームとしては優勝が目標で、そこに向けてやってもらいたい。ただ、個人の成績が良ければチームも良くなるところもある。そのポジションで一番になるところは目指してほしいですけどね」。ナインが今季のV逸をバネに、来季それぞれの活躍につながれば…という考えだ。

 

 一昨年もリーグを制したが、ベストナインは2人(柳田、今宮)。MVPも2位・オリックスの金子だった。キャプテンの内川も「ベストナインがいようがいまいが、優勝がすべてですから」とキッパリ。目指すところは一致している。