巨人ドラ1・吉川尚に開幕遊撃スタメンの可能性

2016年11月23日 16時30分

長嶋茂雄氏(左)と松井秀喜氏ゆかりの展示品を見つめる吉川尚輝

 巨人のドラフト1位ルーキー・吉川尚輝内野手(21=中京学院大)が22日、東京都内の野球殿堂博物館を見学。レジェンドたちの歴史に触れ、プロ入りへの気持ちを高ぶらせた。入団後は本職の遊撃手に鉄壁の坂本が立ちはだかるが、開幕スタメンの可能性はゼロではない。

 

 往年の戦士たちゆかりの品に目を奪われた吉川尚は「僕も殿堂入りされた方のような選手になれるように頑張っていきたい。長嶋監督や王さん…僕もタイトルを取れる、記憶に残る選手になっていきたい」と目を輝かせた。

 

 走攻守の三拍子が揃ったアマチュア界ナンバーワン野手。遊撃手として鳴らしてきたが、同じポジションには首位打者でゴールデン・グラブ賞も獲得した坂本がおり、吉川尚はチームの“泣きどころ”でもあった二塁への挑戦が既定路線となっている。

 

 しかし、坂本は来春の第4回WBCの代表メンバー入りが確実。来年3月3日から公式練習試合(京セラドーム)が組まれ、同7日から1次ラウンド(東京ドーム)、同12日からの2次ラウンドと続く。勝ち進めば同20日から22日(現地時間)まで米ロサンゼルスで行われる決勝トーナメントが待っている。来季の開幕は同31日の中日戦(東京ドーム)で坂本はほとんど休養できないままシーズンに突入することになる。

 

 そのためチームスタッフは「(坂本)勇人のことだから自分で計算しているとは思うが、2年間ほぼ無休の状態になる。結果を重視する(由伸)監督は、WBCで勇人が大きく調子を落とすようなことがあれば…」と懸念する。そんな“有事”の場合には、吉川尚が遊撃手として開幕スタメンに名を連ねる可能性もあるというわけだ。

 

 当然、吉川尚がウルトラCを起こすにはキャンプやオープン戦で爆発的な結果を残すことが大前提。坂本とは実績も経験も雲泥の差はあるが、ひょっとしたらひょっとするかもしれない。

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