中日・吉見が900万円減でサイン 来季は「捕手を育てようと思う」

2016年11月19日 17時12分

契約を更改した吉見

 中日・吉見一起投手(32)が19日、900万円減の年俸8000万円(推定)で契約を更改した。

 会見では「どうやったらチームが強くなるか。捕手が固定してしっかりしていないと。(そのために)捕手を育てようと思う。偉そうな言い方になりますが、僕にしかできない」と言い放った。

 かつてのエースが正捕手育成を口にしたきっかけは、広島のベテラン捕手・石原にある。「しぐさ、キャッチング、雰囲気。谷繁さんにしか見えなかった」。かつて常勝軍団としてセ・リーグを席巻した中日では、谷繁氏(前監督)が正捕手として君臨していた。そして今季、快進撃を見せた広島の原動力となったのが石原。重なった姿に捕手の大切さを改めて痛感したのだ。

「今までは思ったことを(若い捕手に)言ってこなかった。余計な情報を与えてリードイップスやサインが出てこなかったらと」。しかし、チームがこんな状況ではそんなことを言ってはいられない。捕手に求めるのは「リズム、野球偏差値、記憶力、ひらめきもそう」と多種多彩。若手捕手を“吉見塾”で学ばせることで、中日は最下位脱出なるか。