広島の36歳エルドレッド 複数年契約は新井のおかげ?

2016年11月19日 16時30分

 広島は18日、ブラッド・エルドレッド内野手(36)と来季からの2年契約に合意したと発表した。再契約金は85万ドル(約9400万円)、年俸は100万ドル(約1億1000万円)プラス出来高払い。エルドレッドは球団を通じ「今シーズン、セントラル・リーグを優勝したチームで来シーズンもプレーできることは大変幸せです」と喜びのコメントを寄せた。

 

 エル砲は5季連続で広島でプレー。歴代外国人では6季連続のジム・ライトル外野手(1977~82年)が最長で、それを塗り替える公算が大となった。

 

 今季は序盤、本塁打と安打数でチーム2冠の活躍を見せたが、6月に右太ももを痛め失速。結果、95試合、打率2割9分4厘、21本塁打。しかし日本シリーズではタイ記録となる3試合連続弾を放つなど、数字以上に印象に残る活躍を見せた。

 

 一方で決して若いとはいえない外国人野手と2年契約を結ぶのは“賭け”のように思えるが、ある球団幹部は「そんなことはない」と首を横に振り、こう続ける。「年齢は関係ない。それを言ったら今年の新井(貴浩=39)の活躍はどうなる。30代後半でもまだまだ頑張ってくれると思う。ただ毎年のようにケガをしていることの方が気がかりかな」

 

 そのため年俸は105万ドル(約1億1600万円)から少しダウン。とはいえ好条件での再契約なのは間違いない。仮に新井の“再ブレーク”がなかったら、成立しなかった可能性もある。まさに“新井さまさま”だ。

 

 またこの日、ジェイ・ジャクソン(29)、ブレイディン・ヘーゲンズ(27)両投手と来季契約が合意したことも発表された。来季も広島の“優良助っ人”がチームを引っ張りそうだ。(金額は推定)