神宮大会で魅せた!中日ドラ2 日大・京田の評価うなぎのぼり

2016年11月15日 16時30分

中日ドラフト2位の京田

 中日にドラフト2位指名された日大・京田陽太内野手(22)が早くもプロへの高い意識を見せつけた。14日、明治神宮大会・大学の部の準々決勝・東海大北海道戦でDeNAの2位指名・水野滉也投手(22)と対戦。初回、一死一塁で先制の適時三塁打を放ち「甘いボールだったので振っていこうと思った。とにかく食らいついていった結果です」としてやったり。結局、水野を3回途中で降板させて“プロ前哨戦”を制するなど、4打数1安打1打点でチームの準決勝進出に貢献した。

 

 京田は大会直前、思い切ってタイ・カッブ型のバット(グリップエンドが膨らんで重心が内側にくる構造)に変更している。「グリップをいじって振りやすくした。前のバットだと指にかかってしまっていた。せっかく試せるいい機会だったので。次のステージを見据えてプロの変化球を打てるようにしている」と京田は涼しい顔で話したが、これにネット裏で視察した中日・中田スカウト部長はうなる。「今までとバットの振りが違っていたね。プロではもっと投手の球が速いとか、そういう意識があって、今後のためにこういう大きな大会で使ってみたかったのでは。これはなかなかできないこと。野球の意識は相当高い」

 

打撃だけではない。中田部長は「正直、京田は守備と走力が一番のウリ。今日でも(守備機会で)確実にアウトにしていた。走力のない打者なら打球をしっかり捕ってからしっかり投げるし、走力のある打者なら前に出てきて少しでも素早く投げられる。そういうことも考えながらできるのはすごい。堅実な守備という面では巨人の1位の吉川(尚輝内野手=中京学院大)よりも上だよ」と目を細めた。走攻守三拍子そろった即戦力。京田の評価は上がる一方だ。

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