ソフトB達川ヘッド 若手捕手にゲキ「ワシは1か月に10万球捕った」

2016年11月09日 20時55分

達川ヘッドコーチ(左)と工藤監督(中)

 新たに就任したソフトバンク・達川光男ヘッドコーチ(61)が9日、2度目となるキャンプ地・宮崎入り。若手捕手陣のキャッチング技術向上へ“1か月10万捕球のススメ”を発令した。

 この日は今キャンプで初めての盗塁練習が行われ、捕手は二塁への送球を繰り返した。終了後に達川ヘッドが捕手陣を集めて15分近く話し込んだのが、キャッチングの重要性についてだった。

 現状について「ひどいな。今のレベルだと一軍で使える選手はいない。肩はみんないい。ミットの芯に入らないから握れないし送球もぶれる」。その上で「数多く捕って練習するしかない。ワシは1か月に10万球捕ったこともあった。マシンも人が投げるのも合わせてな。1日で3333球か。それくらい捕って初めてうまくなる。(中日前監督の)谷繁もそうだったが、手の大きさ(厚さ)が(左右で)1センチくらい違うからな」と続けた。

 来季のソフトバンクは正妻・細川を戦力外にしてまで若返りを図っており、若手捕手の台頭が必要不可欠だ。「細川が抜けたとはいえ高谷、鶴岡のベテランがいる。確かに昔の捕手に比べてキャッチングの量は減っている。現実的に10万球は難しいが、それくらいの練習で…ということだろうね」(チームスタッフ)

 この日はユニホーム姿の初お披露目にもなった達川ヘッド。「ユニホームは慣れてくるじゃろ。帽子はまだ似合っとらんけど。赤から黄色だから注意せえ。前は中日で青だった。阪神も黄色だし信号が揃った」。得意の“達川節”を交えつつ、まずは若手捕手の育成に燃えている。