ソフトB 補強の本命はロッテ・デスパイネ

2016年11月09日 16時30分

去就が注目されるデスパイネ

 最大11・5ゲーム差をひっくり返されてのV逸を喫したソフトバンク。ただ、ここまでは静かなオフを過ごしている。

 

 早い段階からFA補強に関しては「人的補償がある。慎重にならざるを得ない」(球団フロント)。選手層の厚さがゆえに、ウエスタン・リーグ史上初のV5達成に貢献した将来の有望株も、プロテクトから漏れるため静観の構え。ベテラン捕手・細川を戦力外にするなど世代交代も推進していて急転の気配は見せていない。

 

 もっとも、大型補強の準備も水面下で進められている。「うちの明確な補強ポイントは誰が見てもそこしかない」(球団関係者)。絶対的に必要なのが助っ人の大砲。最優先ターゲットとして“本命”とされるのがキューバの至宝・ロッテのデスパイネだ。

 

 ホームランが出にくいQVCマリンをホームにしていることもあり、今季も24本塁打だったが、ここ一番での集中力はホンモノ。ホームランテラスができて狭くなったヤフオクドームではCSを含めた13試合で10本塁打を放った天敵でもある。

 

 今季は韓国へ複数回の調査に訪れていて、同時進行でエリック・テイムズ内野手(29=NCダイノス)もリストアップ中。国内の複数球団が狙っている大物だが、チーム内には「韓国リーグが打高投低なことを考えれば、差し引いて考えないといけない」との声もある。

 

 王貞治球団会長(76)が「外国人の枠がある。うちの場合(野手を)複数獲ることはないんじゃないか」と話したように、補強する助っ人野手は現状1人のみの予定。計算できる大砲が欲しいところで、日本球界4年目となるデスパイネの獲得に成功すれば、これ以上ない補強となる。