ドラフト1位・大山 阪神入団で新たな悩み

2016年11月08日 16時30分

阪神と仮契約した大山

 阪神にドラフト1位指名された大山悠輔内野手(21=白鴎大)が7日、栃木県小山市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円(金額は推定)。「改めてこれから始まるなという気持ち。不安だったりいろいろあったけど、しっかりやっていかないと…。打撃を期待されての指名だと思っている。とにかく勝負強くなりたい。一つひとつのプレーに泥くさく、食らいつくプレーを見てもらいたい」と力強く語った。

 

 そんな“虎の大砲候補”には新たな悩みが生まれている。「野球以外で注目されることはなかった。これからは見てる人の数も違ってくるし、私生活でも見られているのは感じてます。慣れていくしかない…」。茨城・つくば秀英高時代には春、夏とも甲子園大会の出場経験はなし。大学でも地方リーグでプレーしてきたとあって、ドラフト後からの急激な注目度の高さに困惑しきりなのだ。

 

 今年の阪神のドラフトは創価大・田中(ソフトバンク1位)、桜美林大・佐々木(ロッテ1位)と即戦力投手がいるにもかかわらず、金本監督主導で大山を電撃一本釣りで1位指名。「ウチは野手より即戦力投手を優先して獲るべきだった。大山は2位で獲れた」(ある阪神OB)など物議を醸した。人気球団の“ドラ1”としてのプレッシャーも相当なものなのだろう。

 

 この日、金本監督は大山について「(注文は)特に言ってないよ。しっかりトレーニングやっておくようには言っておいたけど。いきなり新人を追い込むようなことはしないから」とやさしく語った。期待しているからこその1位指名。大山はすべてを乗り越えなければならない。

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