金本監督が若トラ・板山に“鉄人魂”伝授

2016年11月07日 16時35分

板山に熱血指導する金本監督(左)

 阪神・金本知憲監督(48)が板山祐太郎外野手(22)に鉄人流“英才教育”を施す。高知秋季キャンプ第2クール最終日の6日、金本監督が「大化けするかもしれない」と絶賛したのは1年目を終えた板山。この日、打撃指導を行った指揮官は「のみ込みが早いタイプだから言ったことがすぐにできる。守りもうまいし、足もこれからもっと速くなる」と無限の可能性に目を細めた。

 

 金本監督はドラフト6位入団の板山に対し、若手時代の自分を感じているという。「金本監督は『板山は俺と似ている。広島時代、野村(謙二郎)さんとか前田(智徳)や江藤(智)はよく監督に声をかけてもらってたけど、(ドラフト)4位で入ってきて期待されていなかった俺は指導してもらえなかったんだ。それが悔しくて猛練習した』と言っていた。金本監督の板山への指導は、高山、北條と比べると圧倒的に少ない。板山に自分と同じ境遇を味わわせることで鍛えようとしているんだ」(球団関係者)

 

 今季は40試合に出場して打率2割3分6厘、0本塁打、5打点に終わったが、指揮官はそんな板山の“ハングリー精神”を刺激し、成長を促しているという。板山も「金本監督のような野球人生を僕も送りたい。高山には絶対負けたくない。ずっとその気持ちでやっていくつもり」と鉄人魂継承を宣言している。

 

 阪神はFA権行使を表明したオリックス・糸井嘉男外野手(35)の獲得を目指しているが、板山も走攻守揃った同じ外野手の逸材。トリプル3も狙える将来性を秘めているだけに金本監督の期待は大きい。