4日(現地時間3日)に米大リーグ・マリナーズからアストロズへの移籍が決まったばかりの青木宣親外野手(34)が5日、神宮球場で行われた、明治神宮外苑創建90年記念奉納試合の東京六大学選抜―ヤクルト戦の始球式に登場した。

 紺色のスーツ姿で、ノーバウンド投球を披露した青木。六大学の早大出身で大リーグに移籍する前はヤクルトに所属しており「こういった形で神宮のグラウンドに立つことが不思議な感じ。気持ち良く投げられました」と笑みを見せた。

 アストロズ移籍については「まだ詳しくは聞いていないですが」と前置きしつつ、「優勝を狙えるいいチームだと思います」と好印象を持っていると語った。

 日米通算2000安打にあと「35」と迫ったことには「あんまり目標ととらえていないですけど…。通過点? うーん。今となってはもっと上を目指していきたいという気持ちです」と話した。