今季国内FAを取得した中日・平田良介外野手(28)が3日、前日に行われた球団との残留交渉について、ナゴヤ球場で取材に応じた。

 西山球団代表と2~3時間ほど話し合った平田は「まだ金額の話はしていないです」とし、交渉の中身は主にナゴヤドームの人工芝の改善などの要望だったという。

 近日中に条件面などの細かな交渉に入るが「FA権の意味は人それぞれの思いがある。金額(年俸)を上げたいという人もいるが、自分はやりたいところでやりたい。お金はある程度もらえたらいいんで」と金銭面でのこだわりがないことを明かした。

 また「11年、中日に在籍して愛着がある。第一に残留」とも話しており、環境などの改善が約束されれば、宣言せずに残留となりそうだ。