中日 残留大島に森監督とのパイプ役期待

2016年11月03日 16時30分

残留・大島への期待は大きい

 国内FA権を行使せず残留が決まった中日・大島洋平外野手(30)に早くも重要ポジションが期待されている。それは森繁和監督(61)とのパイプ役。「野手は大島が適任じゃないか」とチーム関係者はいう。

 

 監督とのパイプ役とは、選手がどんな不満を抱えているかなどを伝えたり、監督の考えを選手に知らせたりするいわばリーダー的役目。チームを円滑に進めていく上で非常に大事な存在になる。その重要性は森監督も承知しており就任早々、吉見に「投手のまとめ役を頼む」とお願い。指揮官が長年、投手部門を担当したため投手のまとめ役はすんなり決まったが、野手のまとめ役を誰にするのかは不透明だった。

 

 そんな中、その任に大島がベストというのは、今回のFA問題の一件があったから。森監督は大島の残留のために裏で尽力。球団から大幅アップの好条件を引き出した。「2人は同じ駒大出身だけど、投手と野手ということもあって、そこまで近しいという間柄ではなかった。しかし、今回の件で大島は森監督がいかに自分を必要としてくれたか、痛感したはず。森監督も自分のために残ってくれたと感謝している」(チーム関係者)

 

 パイプ役の選手に必要なのは何よりも指揮官との信頼関係。「駒大の先輩である森監督を優勝させたい」と意気込む大島は、まさにうってつけということだ。