新コーチ・森脇流「ID」が中日を変える

2016年11月02日 16時30分

就任会見に臨んだ森脇コーチ

 中日のコーチに就任したオリックス前監督の森脇浩司氏(56)が1日、ナゴヤ球場で会見。「今シーズンを振り返ったときに走者一塁で単打によって一、三塁になったケースは(12球団)トップの広島が47%、中日は28・8%で9位だった。(中日の今季)総得点が500、総失点が573ですが、ここから逆算して物事を捉えたときに、この確率を10%上げることができればおのずと外野フライという凡打が犠飛に変わり、併殺崩れや内野ゴロでも1点が入る。守備率も98・8%なので99%台に乗せることができれば、得失点を逆転させることが可能だと思うので、それを目指していきたい」などと抱負を語った。

 

 内野守備走塁や作戦面などを担当する見通しだが、このようにいきなり頭の中にインプットされた様々なデータを用いてチーム改革構想をブチ上げたことに周囲はびっくり。チーム関係者が「二塁から短打で得点したデータはウチでも出しているけど一塁から一、三塁となったデータなんて聞いたことがない。来季は選手もそういうことを意識して走塁するようになるから森脇さんの加入は大きい」と言えば、別の関係者は「さすがオリックスで監督まで務めただけの人ではある。選手を見極める力量も持っている」とうなった。

 

 そんな中、森脇コーチは「自分で入手したデータ。僕も長いこと野球界にお世話になっているんでデータの出し方、拾い方は知っている。選手を我が子と思って接すれば、きっといい導きができると思う。プロセスが具体的でなければ答えは出ない。漠然は非常に危険。よい準備がすべてを決める」とニヤリ。竜に新風を吹き込みそうだ。