巨人・江藤打撃コーチを直撃「“内田流”継承する」

2016年11月01日 10時00分

村田善コーチ(左)、二岡コーチ(中)と打ち合わせをする江藤コーチ

【核心直撃】巨人は30日、ジャイアンツ球場で秋季練習を行い、第3クールを終了した。5日からの宮崎秋季キャンプが間近に迫る中、チーフ格に“昇格”した江藤智打撃コーチ(46)は今後、どのようなビジョンを描いているのか。直撃した。

 

 ――今季は一軍で内田打撃コーチ(新職は巡回打撃コーチ)と二人三脚。振り返ってみて課題は

 

 江藤コーチ:いろいろある。チーム打率自体は多少上がった(2割4分3厘→2割5分1厘)。今年、内田さんと話をして、まずはレギュラークラスをもう一度上げようというところから始まり、そこでおろそかになったわけではないが、ベンチのサブプレーヤーの成績が上がらなかった。代打はほとんどが打率1割台。(若手から中堅まで)何とかしなきゃいけないし、控えの打率を上げられるように俺らが頑張らないといけない。

 

 ――キャンプは若手中心。どう改善するのか

 

 江藤コーチ:バットを振り込ませないといけないし、形作りも両方やらないといけない。質と量、どちらかに偏ってもいけない。ウワサによると(二軍から昇格した打撃コーチの)二岡は厳しいらしいからね。選手はシャキッと言うことも聞くんじゃないか。(由伸)監督が言うように個々のレベルアップができるように2人で一生懸命やっていく。

 

 ――江藤コーチも駆け出しのころは、朝から晩まで手がボロボロになるまで練習した

 

 江藤コーチ:鬼のようだった。俺の場合は守備も下手だったからね…。あそこまでやると体がついてこないと思うが、(選手の)故障を怖がり過ぎてやるつもりはない。

 

 ――今季は内田コーチの下、チームとしてファーストストライクを打つこと、中堅から逆方向への打撃を徹底した。来季に向けては

 

 江藤コーチ:ファーストストライクは基本だよね。広島もそうだが、広島どうこうではなく、いっそう打つ気持ちで打席に入っていかないと結果は出にくい。それから基本的にはセンター中心に45度にしっかり打ち返してほしい。出塁率が上がるなど利点は多い。

 

 ――“内田イズム”を継承すると

 

 江藤コーチ:ベースは一緒じゃないかな。少しずつ浸透し、取り組んできてくれたと思う。1年で切り替えるのは良くないと思うし、そこはブレずにやっていきたい。二岡の意見も取り入れながらね。“江藤色”? 何色も関係ない。選手がいい方向にいってくれれば。打率だけじゃなく野球は点取りゲームなので得点力も大事。我が軍にも田中、菊池、丸のような若くて体も強い選手が出てきてくれればいいね。