広島・黒田の「15」永久欠番!5日のパレードで見納め

2016年10月31日 11時30分

黒田の「15」は永久欠番になる

 広島が今季限りで引退する黒田の背番号「15」を永久欠番とすることが30日、分かった。球団では山本浩二氏の「8」、衣笠祥雄氏の「3」に次いで3人目。25年ぶりのリーグ優勝に貢献した男気右腕の多大なる功績は、永遠にファンの心にも刻まれることになった。

 松田オーナーは「この2年間、成績の面だけでなく一般社会に対しても多大な影響を与えた。(日米通算)200勝も達成したが、単純な数字だけの評価ではない。球団の歴史にも、後世にも残すべきと考えた」と右腕の功績をたたえた。

 今季限りでの引退を発表した18日、黒田が自らの決断を報告しにきた際に、永久欠番については球団側から伝えていたという。「8番、3番は球団の苦難の歴史や初優勝を背負った番号。15番も苦難の歴史と優勝を背負っているが、さらに『お金だけではない』という価値観の違いを見せてくれた。世間に一石を投じた」(松田オーナー)と称賛の言葉は尽きない。

 松田オーナーは若手投手陣へ与えた影響について「自分は現場の人間ではないが」と前置きした上で「外側から見て、粘り強く投げるということへの考え方、先発投手としてのプライドというものを感じさせたのではないか」とも指摘する。

 男気右腕は「去年帰ってきてからたくさん声援してもらいましたし、声援がなかったらここまで頑張れなかった。ファン一人ひとりに『本当にありがとう』という気持ちでいっぱい」と感謝を述べたが、黒田に対する球団の思いも「本当にありがとう」だった。

 11月5日、広島市内で行われる優勝パレードで、ひとまず背番号「15」は見納めとなる。