72歳中日・土井コーチ 元気の源

2016年10月28日 16時30分

高橋(左)を指導する土井コーチ

 中日のナゴヤ球場での秋季キャンプで新任の土井正博打撃コーチ(72)が元気いっぱいだ。バント、バスター、右打ちなどの小技を徹底することを掲げて連日、身ぶり手ぶりで熱血指導。「ユニホームを着ると決めた限りは、自分が率先して体を動かして教えてあげないと口だけだと選手に悪いからね」と汗を拭う。

 

 選手たちも大感激。遠藤が「あれだけ動ける72歳の人はいない。本当にタフです」と舌を巻けば、福田は「打撃指導をしてもらっているときに体を押されたとき、すごい力だった」と驚嘆。松井佑も「とにかく元気ですよね」とうなるばかりだ。

 

 土井コーチによると、元気の源は、ここ10年以上にわたって毎日約10キロのランニング&ウオーキングを欠かさないことと、牛乳で割った青汁を毎朝飲んでいることとか。さらに「今まではたんまり食べてたけど、腹八分にしている。現役のときは肉食で肉ばっかり食べていたけど、今では月1回ぐらいしか食べないし、野菜食に変えた」と食事にも気を使っている。

 

 2014年の秋季キャンプから中日の臨時コーチを務めてきたが、森監督の要請で正式にコーチ就任。「(森監督とは)現役のときから西武で一緒に苦労したしね。この1年は死に物狂いでムチ打ってでもやってあげたい。コーチという仕事はストレスもたまるし、神経も使うからそんなに長くはできない。まあ、チームが勝ってくれればストレスもなくなりますので」。名伯楽は何としても竜を再建するつもりだ。