ヤクルト・山田哲人内野手(24)が“ドラ1打ち”を宣言だ。

 11月5日に行われる明治神宮外苑創建90年記念奉納試合に出場予定の山田は「(シーズンから試合まで)間が空いたけど、言い訳はできないですからね」と全力で臨むと話した。

 それもそのはず、ヤクルトの相手は今年のドラフト会議でセ・リーグのライバル球団の広島に1位指名された加藤拓也投手(21=慶大)、同じく中日に1位指名された柳裕也投手(22=明大)がメンバーに選出されている東京六大学選抜だからだ。

 真中満監督(45)も「全力で勝ちにいきます」と話し、4番に山田を指名。史上初の2年連続トリプルスリーを達成したスラッガーは「いつも通り、一球一球集中して最後まで頑張ります」と来年、対戦する可能性のある相手だけに手加減はしない。

 また、真中監督が3番に川端を起用する予定だと知ると、山田は「1番・西浦、2番・大引さん、5番は雄平さんですね」と、シーズン中とほとんど変わらない強力な予想オーダーを披露。未来のライバルたちにプロの厳しさを教えるつもりだ。