【高校野球】九州は福岡と熊本で4強占める異常事態 どうなるセンバツ切符

2016年10月25日 19時46分

九州大会で準決勝に進出した秀岳館の川端(左)と幸地

 高校野球秋季九州大会の準々決勝は25日、大分県内で行われ、秀岳館(熊本)、熊本工、東海大福岡、福岡大大濠が準決勝に進出。秋季大会で4強入りすれば、翌年のセンバツの有力候補となるが、今年に限っては熊本と福岡から2校ずつが残ったため、甲子園行きの切符の行方は分からなくなった。

 今年、春夏とも甲子園に出場した秀岳館は3季連続出場を目指し、鵬翔(宮崎)と対戦。先発・川端は初回の初球が死球となり、そこから1点を失う波乱の立ち上がり。それでも2回、ソフトバンクのドラフト3位・九鬼からマスクを継いだ幸地のソロで同点とすると、そこから畳み掛けて逆転に成功。立ち直った川端も14奪三振の好投で、終わってみれば6―1の快勝だった。

 センバツの九州地区枠は4校。例年はここで当確ランプがともるが、今年は様相が違う。過去、同一県から2校ずつが出場したことはなく、成績のほかに地域性も選考基準に入るため、準決勝の試合内容によっては夢舞台を逃す可能性もある。

 高野連の関係者も「秋季大会では、これまであったかどうかも分からない」と話す珍しい事態。4校のうち最後に準決勝進出を決めた秀岳館の鍛治舎監督は「春は推薦なので、下手な試合はできない。準決勝に全力でぶつかる」と力を込めた。果たして甲子園行きを確実にするのはどのチームか。

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