ドラフト7位の台湾巨漢右腕に巨人ナイン興味津々

2016年10月24日 16時30分

秋季練習を見守る由伸監督。右は坂本

 ドラフト会議で7選手(育成は8人)との交渉権を獲得した巨人で珍現象が起きている。チーム内でドラ1の吉川尚輝内野手(21=中京学院大)をしのぐ勢いで、7位指名された台湾の巨漢右腕、リャオ・レンレイ投手(23=岡山共生高卒)が話題沸騰となっているのだ。

 

 由伸監督は指揮官として初めてのドラフトを終えた後、身長201センチ、体重125キロと規格外のサイズを誇るリャオについて「体が大きくてパワーがある」と素材に着目。ドラフト前には創価大・田中(ソフトバンク1位)と桜美林大・佐々木(ロッテ1位)、明大・柳(中日1位)の“ビッグ3”の試合映像をチェックしていたという尾花投手コーチも「(体重)125キロの投手は見たことがないねえ」と目を見張る。

 

 首脳陣だけではなく、ナインも興味津々で「これだけ大きいと何か期待してしまう」「バッティングの方はどうなの? バットに当たったら、とんでもない飛距離が出そう」などとそれぞれが自由な想像を膨らませている。

 

 その一方、本来最もスポットライトを浴びるべき「巨人のドラ1」の吉川の話題が埋もれる格好に。この日は、吉川と同じ遊撃手で、二遊間を組む可能性もある坂本が「ライバルなのでウカウカしていられない。(ドラ1で)大変だと思うけど、しっかり練習してキャンプに来てくれれば。すごく刺激になる」と主将らしくエールを送ってはいたが…。

 

 もっとも、どちらもプロでの実力はベールに包まれたままで、スタートラインにも立っていない。吉川に“逆転”のチャンスはいくらでもある。野手の一人も「これまでにも『巨人のドラ1』の看板に潰されてきた人もいる。かえって過剰に注目されない方が、変なプレッシャーもかからなくてスクスク伸びるかも」と期待。いずれにせよ、巨人ナインはルーキーたちとの対面を心待ちにしている。