ソフトバンクから2位指名された古谷優人投手(17=江陵)は「夢のような感じでした。ファンでもある、そういった球団でやれると思うとうれしい」と心境を語った。好きな選手には松田宣浩内野手(33)を挙げ「熱いところに憧れます」と“熱男ポーズ”の共演に意欲を見せた。

 チームメートによると、古谷は大の体幹マニア。あるナインは「中3のときから独学で体幹トレーニングをしてると言ってた。僕が中学生のころなんて『体幹』という言葉すら知らなかったですよ」と語る。10キロの丸太を持ってグラウンドを1周する練習ではチームただ一人の40秒台。体幹トレでも一人だけ腰に15キロの重りをつけて行うなど、体の軸には絶対の自信がある。

 工藤公康監督(53)も体幹トレには一家言あり。監督に聞きたいことはとの質問には「まだ実感が湧かない。思い浮かばない」と語った古谷だが、“体幹談議”に花を咲かせられるか。