中日・小笠原慎之介投手(19)に“体重問題”が勃発している。

 昨夏の甲子園大会には84キロで乗り込んだが、大会中にモリモリ食べて優勝直後は88キロにアップ。プロ入り後の今春には人生最大となる98キロ近くまで増加した。現在は94キロだが、太もも回り67センチ、尻回り109センチのどっしりとした下半身を誇る左腕は「好きなように食べると体重は増える」と言うように太りやすい体質。首脳陣らは「もっと体重を絞った方がいい。これ以上、ウエートを増やすとヒザを痛めたりしかねない」「体重が3桁になって球のキレが悪くなったらマズイ」などと警鐘を鳴らす。

 だが、勝崎チーフコンディショニングコーチだけは「別にデブじゃない。あれだけ太ももが大きい時点で筋量が多いから絶対に体重は重くなる。それなりにトレーニングしていけば成長していって野球人の体になるわけだから、無理に太るとか、やせるとかじゃなく、気にせず食えばいい」と後押し。これに小笠原も「みんなにデブと言われるけど、言わないのは勝崎さんだけですね」と感謝し「体脂肪は23%なのであと3%ぐらいは減らしたいけど、やっぱり、それなりに体重は必要だと思う。100.1キロくらいですかね」という。そんな状況が続いているのだ。

 果たしてこれでいいのか、悪いのか…。