ソフトバンクのロベルト・スアレス投手(25)が、14日に行われたパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦(札幌ドーム)で、自己最速の161キロをマークした。

 スアレスは1―4と日本ハムに3点リードされた8回に登板し、三者凡退に抑えた。まず4番・中田を遊ゴロに仕留めると、続く近藤に自身最速タイの159キロを3連発。レアードには159キロ、160キロ、161キロ、161キロと剛速球を投じ、最後はフォークで三ゴロに打ち取った。

 試合後、スアレスは「初めて160キロ、161キロを投げたので個人的にはうれしいが、3つのアウトを取るために仕事に行っただけです」と話した。161キロは日本球界で3位タイ記録。

 試合はソフトバンクが1―4で敗れ、日本ハムに日本シリーズ進出王手をかけられた。