中日のドラフト1位・小笠原慎之介投手(18)が3日、ナゴヤ球場で行われた秋季練習で森繁和新監督(61)から熱血指導を受けた。
108球の投げ込みの終盤にソフトボールを使いながら「今はカーブと分かってもいいから、もっとボールを遅く投げろ!」と身ぶり手ぶりでアドバイスを送った新指揮官は「今はスライダーやカット、ツーシームなどに走りがちだけど、緩急を使ったカーブが投げられるに越したことはない」と力説。
左腕も「今シーズンはカーブがなくて苦戦したので。緩急があればタイミングが崩せる」とその必要性を痛感しており「僕の頭の中にはドジャースの(エース左腕)カーショーのブレーキングボールだったり、DeNAを引退した三浦さんのスローカーブのイメージがある。どっちも捨てがたい。どっちをイメージして投げるかはこの秋に確認してみてからですね」と意気込んだ。
来季はメジャー流か番長流のどちらかのカーブでさらなる躍進を果たすつもりだ。