28日に公式戦全日程を終了した西武は29日、奈良原浩内野守備・走塁コーチ(48)、宮地克彦二軍打撃コーチ兼外野守備・走塁コーチ(45)と来季の契約を結ばないことを発表した。

 今季、35年ぶりとなる3年連続Bクラスが決定したチームは両リーグワーストの101失策を犯し、来季は「球際に強い野球」への回帰を標榜し、守備の再構築を目指している。

 担当の奈良原コーチはその守乱の責任を取った形。次期監督候補に挙げられている中日・辻発彦作戦兼守備コーチ(57)が正式にオファーを受け就任すれば、入れ替わりで6年ぶりの中日復帰の可能性がある。