今季限りで引退する中日・雄太投手(36)が25日の阪神戦(ナゴヤドーム)で、0―3の7回に現役生活最後の登板を果たした。

 駆けつけた二軍メンバーや投手陣らの拍手に送られマウンドに上がると、代打・俊介を2ボールから真っすぐ2球で追い込む。最後も捕手・杉山のサインに2度首を振って138キロの真っすぐを投じて一邪飛に打ち取った。

 左腕は「まだシーズン中なので試合と同じような気持ちでナゴヤドームに来ました。満足いったピッチングだったと思います」と笑顔で振り返った。