中日・吉見一起投手(32)が24日、今季最終登板となる阪神戦(ナゴヤドーム)に先発。6回2/3、113球を投げ、6安打2失点の力投を見せたが、味方打線の援護がなく7敗目(6勝)を喫した。

 2回に原口に先制の11号ソロ、3回は北條に5号ソロを浴びて「勝負の世界ですから、勝ち負けにこだわらなければいけないのですが、不本意なボールだったと思います」と肩を落とした。

 7回二死一塁の場面で、引退登板となった岩田慎司(29)にバトンを渡したが「勝ちのパターンで慎司につなげたかったです」と寂しそうに話した。