最下位転落…阪神今オフ完全無休だ

2016年09月16日 16時30分

選手交代を告げるため、ベンチを出る金本監督

 阪神は15日のDeNA戦(甲子園)に6―8で敗れて今季ワーストの借金19、中日と並んで最下位となった。

 

 高山、陽川の若手コンビが揃って一発を放つなど攻撃は活発だったが、1点リードの5回無死一、三塁での北條の本塁悪送球など拙守が響き、逆転負け。今季3度目の本拠地5連敗を喫した金本監督は「結果論で言うと、投打がかみ合っていない。6点取ったけど、8点取られる。そういう流れかな」と肩を落とした。

 

「超変革」で臨んだ今シーズンも残り9試合。15年ぶりの最下位フィニッシュもある危機的状況だが、すでに金本監督ら首脳陣の視線は来季に向けられている。ある球団関係者は「この結果だから、秋は文字通り地獄のキャンプになる。それはチーム全体の共通認識。ただそれだけでは終わらない。オフの過ごし方も例年よりは厳しくなる。これくらい体を絞ってこいとか、ノルマを設定すると思う。選手にとってはチームから“監視”されるレベル。しっかりとオフの期間に体をいじめないといけなくなる。来季、巻き返そうとするのなら当然」と話す。

 

 チームは捲土重来を期して秋季キャンプに臨む。今季、頭角を現した北條、中谷ら若手組も揃って厳しい野球生活に突入するが、ここまでならよくある話。今年の阪神は12、1月のポストシーズンも選手に対してシビアに目を光らせていく、というのだ。

 

「休んでいる暇はない。そういうシーズン。監督はもっとその思いが強い」とフロント幹部。鉄人監督率いる虎にオフはない。