プロレスラーの大仁田厚(58)が10日、ソフトバンク―西武戦(ヤフオクドーム)の試合前イベントに“乱入”し、ホークスに気合を注入した。

 終盤戦のスローガンに掲げる「熱男ファイヤー」にちなんで登場した大仁田は「ファイヤーと言ったら俺しかいないだろ」と名乗り出ると、観客と一緒に「1、2、3、熱男ファイヤー!」と絶叫した。

 さらに、この日は「厚」ではなく、「熱男」に改名し「大仁田熱男を拝命しました。ヤフオクドームは初めてで感動した。野球は球場の格闘技だと思っている。九州男としてホークスを応援しているし、3連覇してもらいたい」と熱く語った。

 その一方で「今日、負けるとツイッターで責められる。『大仁田熱男が応援したからだ』って…。ぜひ勝利して(日本一に)突っ走ってもらいたいですね」と邪道らしくない弱気な一面を見せ、観客を笑わせた。

 また、プロレスフリークの内川聖一外野手(34)にはサインをプレゼントしたそうで、「試合に来てくれたら」とプロレス観戦を呼びかけた。