日本ハム・大谷翔平投手(22)が14日の楽天戦(コボスタ宮城)で7試合ぶりとなる17号逆転2ランを放った。

 一発のなかったここ6試合で22打数5安打(打率2割2分7厘)8三振と調子が下降気味だった大谷。しかし、この日の試合で久々に決定的な仕事をした。

 1点を追う6回一死三塁の第3打席で楽天先発・辛島の甘く入ったスライダーを強振した打球は、楽天ファンの悲鳴とともに右中間スタンド最前列へ。1試合2発を放った6日のソフトバンク戦(ヤフオク)以来、7試合ぶりとなる17号2ランで逆転に成功した。

 大谷は「打ったのは抜けスラ(スライダー)だと思います。外野フライを打つことだけを意識していました。(西川)遥輝さんが先頭で出てくれたのも大きかったですし、チャンスで回してくれたことに感謝したいです」とチームメートのチャンスメークに敬意を払った。