中日が森監督代行でヤクルトにサヨナラ勝ち

2016年08月10日 16時30分

試合終了後、パフォーマンスで出迎えのタッチを拒否した吉見(手前左)に、キレたふりで応じる森監督代行

 谷繁元信監督(45)が休養することになった中日は森監督代行で臨んだ9日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)に延長10回2―1でサヨナラ勝ちした。

 

 谷繁監督の休養がナインに伝えられたのは試合開始の約2時間前。「選手としても監督としてもいろいろ野球を教えてもらった人。寂しいし、申し訳ない気持ち」と森野が話すなど、戸惑いや悔しさ、それぞれがさまざまな感情を抱いての試合。勝負を決めたのは4番・ビシエドだった。延長10回二死二塁、1ボール2ストライクから低めのボールを完璧に捉えると、打球は外野手の頭を大きく越えた。来日1年目のビシエドにとって谷繁監督は日本で出会った初めての監督。「家族のように接してくれた。本当に残念で、うまく言葉に表せないが、自分たちは前に進んでいかないといけない」とバットで感謝を表現した。

 

「こういう試合をもっと早くやれよ、ということだけどな。監督だけでなく、我々も責任を感じている。(谷繁監督は)途中でやめることはしたくなかっただろう。(代行を)任された以上は、残り試合を全うする」とは森監督代行。重苦しいムードに変わりはないが、とにかく白星を重ねていくしかない。