阪神・福留孝介外野手(39)が30日の中日戦(甲子園)で、自身2度目となるサイクル安打を達成した。

 2回の第1打席で先制の5号ソロを放つと、4回の第2打席で中前打、5回一死二塁の第3打席で右中間を破る適時三塁打、続く6回二死満塁の第4打席で走者一掃の左越え二塁打を放ち、達成した。

 今季は20日に中日・大島外野手が達成して以来で、プロ野球史上69度目(64人)、セ・リーグでは35度目(32人)。阪神では2003年7月に桧山進次郎がマークして以来となる。

 また、福留は中日時代の03年6月8日の広島戦(ナゴヤドーム)でもサイクル安打を達成しており、今回が2度目。3度達成した横浜のロバート・ローズ、2度達成した阪神の藤村富美男、阪急、オリックスの松永浩美に次いで史上4人目の複数回達成となった。