自己記録タイ24本塁打…DeNA筒香 内弁慶返上だ

2016年07月20日 16時30分

9回に決勝ソロを放った筒香

 DeNAの筒香嘉智外野手(24)が、ようやく「内弁慶」を返上だ。19日のヤクルト戦(神宮)では、3回に右翼席に弾丸ライナーで23号ソロを放り込むと、同点の9回には値千金の24号決勝ソロを右中間スタンド中段に叩き込み、9―8での勝利に貢献した。

 

 シーズン24本塁打で自己記録に並んだ。日々の努力の積み重ねのたまもので、筒香は「今年からではなく、ずっとやってきたことができるようになった」と胸を張る。

 

 ただ、気になる数字があった。この日の試合前まで本拠地の横浜スタジアムでは20本塁打を放っていたのに対し、敵地ではわずか2本塁打(3月27日の広島戦=マツダと4月14日の阪神戦=甲子園)。球宴第2戦(16日、横浜)で一発を浴びせた横浜高の先輩であるロッテ・涌井には「さすがは地元で20本も打っているだけある」と言われたほど。裏を返せば「内弁慶」と公言されたも同然だった。

 

 コーチの一人は「4番が本拠地球場に弱いのに比べれば全然いい。それを気にして打撃が狂うほうが怖い」と筒香本人には気にしないよう言い聞かせていたという。96日ぶりとなる本拠地以外での主砲の一発には、ラミレス監督も「筒香がビジターで打つのは久しぶり。彼にとって大きい」と笑顔を見せた。

 

 チームは借金4ながら2位巨人とは2.5ゲーム差の3位に踏みとどまっている。初のクライマックスシリーズ進出に向けて、いいタイミングで主砲の状態が上がってきた。