【球宴】ヤクルト・中村が藤浪復活へヒント

2016年07月16日 16時30分

阪神・藤浪

<全セ5-4全パ(15日)>全セの2番手でマウンドに上がった阪神・藤浪が2回無安打無失点で存在感を見せた。前半戦は4勝5敗。8日の広島戦(甲子園)では、序盤に失点するふがいない投球に金本監督から“愛のムチ”で懲罰続投を命じられ、8回「161球」を投げることになるなど、調子が上がらず苦しんでいる右腕は「0点に抑えられて良かった。(後半戦に向けて)流れを変えたいし、変えないといけない」と話した。

 そんな藤浪に侍ジャパンの正捕手候補で、2年続けて球宴で藤浪の球を受けたヤクルト・中村が復活のヒントを送った。「直球とカットボールの精度を上げるだけでいい。菅野(の直球とスライダー)みたいに自由自在に操れる球が2つあれば抑えられる。菅野がいい手本だと思いますね。藤浪は、すでにあれだけ威力のある直球を持っているわけだから7、8割の力で思ったところに制球できるようになれば、もう手がつけられない。毎年、沢村賞を取る投手になれる。個人的には彼をリードするのはすごく楽だと思います。今は直球の質にこだわりすぎて、力みが出て苦しんでいるようですけど…」。2つの球種を思い通り投げられれば「出し入れ」で抑えられる。藤浪の場合は直球とカットボールをいち早く極めろ、というわけだ。

 2017年春に開催されるWBCでは、共闘の可能性があるだけに「ここから調子を上げてくれるといいですね。(来春に向けて)試合途中に崩れても、どうすれば修正できるのかは、今日受けてみて、こうすれば戻してあげられるのかな、というのはイメージできました」と中村。この助言が、虎のエース復活の近道となるかもしれない。