中日・吉見一起投手(31)が1球に泣いた。
26日のヤクルト戦(神宮)に先発し、初回二死一、二塁から雄平に初球、真ん中高めの142キロの直球を左翼ポール際に運ばれた。その後はほぼ完璧に抑えたが、6回4安打3失点で降板した。
チームは延長11回にサヨナラ負けを喫し、借金は今季ワーストの6に膨らんだとあって「粘り強く投げられたかもしれませんが、チームは負けたんで…。ヨーイ、ドン!の3ランでゲームを壊してしまったのは、いただけなかった。反省してケアをしてまた頑張ります」と渋い表情を浮かべた。
谷繁監督も「吉見君はあの1球で3点…。その後、しっかり抑えてくれたが…」と恨めしそうに話した。