ヤクルトの高津臣吾一軍投手コーチ(47)とウラディミール・バレンティン外野手(31)が16日、日米通算安打数でピート・ローズ超えを果たしたマーリンズのイチロー外野手(42)に祝福のコメントを送った。

 1996年の球宴第2戦で松井秀喜(42=現ヤンキースGM特別アドバイザー)の代打として投手・イチローと対戦した高津コーチは「最近また成長している感じ。彼ならあの年齢になっても成長が可能なんだなと思う。人が持っていない打撃技術を持っていて、対戦の時はいつもプレッシャーを感じていた。数字だけを見ても(今も打率が)3割を超えている。代打だったりという中で記録を達成できる。それがイチローだと思う」と話した。

 また2007年から09年途中までマリナーズで同僚だったバレンティンは「スバラシイ。ローズ氏の記録は長年破られていなかったので(達成は)特別なこと。彼は偉業を達成した。自分のことのようにお祝いしたい。彼の人生の中で成し遂げた本当に価値のある特別な記録」と絶賛した。日米通算記録について、助っ人主砲は「人によっては米国での4000本じゃないと言うかもしれないが、4000本以上打つことはすごいこと。個人的には彼はすばらしい記録を達成したと思っています」と話した。