ヤクルト・由規 復帰の鍵は試合勘

2016年05月14日 10時00分

由規は試合勘を取り戻せるか

【由規の現状】今季から背番号は「11」から「121」に変更、育成契約となったヤクルト・由規投手(26)。昨年は一軍春季キャンプに呼ばれ、日本ハムとのオープン戦で151キロを記録するなど復調をアピールしたが、シーズンの一軍合流はかなわなかった。

  2015年はイースタンで先発として6試合に投げ、1勝1敗、防御率3.33。シーズン中には「(一軍昇格まで)あと一歩のところまできていたが、肩、技術ともに不安があって回避した部分があった」(由規)という。

  今季はここまで5試合に投げ、16回を13安打8失点(自責7)、防御率3.94(11日現在)。中継ぎとして2イニング投げ、その後先発として、2イニング→3イニング→4イニング→5イニングと延ばしている段階だ。

  現状は「中10日空けて、イニング制限をかけて投げている。その間隔をどんどん短くしていって、どうなるかを見極めている状態」(菊地コンディショニングコーディネーター)。

  今後は「5イニングを投げてみて、どうなるか」(由規)が先発起用、一軍を見据えての一つの目安となるが、気になるのは制球の悪さ。

  ここまで16回で15三振を奪う一方で、10四球、3暴投と荒れている。もともと制球難で知られるが「まだ打者と勝負できていない」(由規)ことで、コンディションだけでなく試合勘を取り戻せるかが、一軍復帰の鍵を握りそうだ。