広島・ジョンソンにメジャー熱視線

2016年05月11日 16時00分

4勝目を挙げたジョンソン(右)

 広島のクリス・ジョンソン投手(31)が10日のヤクルト戦(神宮)で今季4勝目をマークした。立ち上がりに苦しみながらも打線の援護を受け、111球を投げて6回7安打3失点。開幕戦から登板8試合連続で100球超えが続いているが「普通です。これが僕のスタイル」とサラリと答えた。

 

 海の向こうでは、にわかにこの助っ人左腕が注目株となりつつある。昨オフ、広島からドジャース移籍を果たした前田健太は6試合に登板し、3勝1敗、防御率1・66と快投中。一昨年オフに古巣・広島へ復帰した黒田博樹もドジャース、ヤンキースとメジャーで計7シーズン活躍した。さらに2008年から2シーズン、広島でプレーして26勝をマークしたコルビー・ルイスはレンジャーズのエース格にのし上がった。

 

 こうした経緯からメジャーのスカウトたちの間では「日本のヒロシマカープでローテーション入りした主力級の投手はメジャーでも大成する」と“安心のカープブランド”の評判が高まり、広島移籍1年目の昨季に14勝を挙げ、最優秀防御率(1・85)のタイトルも獲得したジョンソンにも熱い視線が注がれているのだ。「しかもジョンソンは将来的なメジャー復帰を熱望している。今季も再び活躍すれば、メジャー球団の間で争奪戦になるのは必至だろう」(ア・リーグ球団のスカウト)

 

 ジョンソンにとっては願ってもない奮起材料だが、逆に契約が今季限りで切れる広島側にとっては頭が痛い話かもしれない…。