ヤクルトが8日のDeNA戦(神宮)に3―2で競り勝った。先発の小川が7回2失点と好投。2番手のペレスがつなぎ、新守護神のローガン・オンドルセク(31)が来日初セーブをマーク。これがチームとしても初セーブとなった。


 オンドルセクは「これまでセーブがつく状況で投げられなかったので、マウンドに上がる時は少し不安だった。でも調子も良かったし、三者凡退で終われたことは良かった」と笑顔を見せた。


 そんなオンドルセクは来日2年目の今年、リラックスのため休日は積極的に外出するようにしているという。


「この間の休みはメモリースティックを探しに秋葉原に行った。同じ日に浅草寺も見に行ったし。なかなか楽しかったよ」


 7日の休日は雨の中、「渋谷で買い物をした。奥さん(クリスティン夫人)の時計がなくなってしまったから同じ物を買いに行ったんだ」と笑顔で明かした。しかもこれらすべて公共交通機関を利用して移動しているのだという。


「米国では運転しているけど、日本では車を持っていないから。東京の電車は難しくないかって? 奥さんが(路線図を)覚えているから大丈夫。歩いていろいろ回ることもあるよ」と胸を張る。“オンドル散歩”で助っ人が好調ムードだ。