新たに野球賭博に関与していたことが判明した巨人・高木京介投手(26)が9日、都内の球団事務所で会見を開いた。

 午後5時30分からの会見に、巨人カラーのオレンジ系のネクタイで登壇した高木京は「このたびは、誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
 続いて「巨人軍の関係者の皆さん、選手の皆さん、小学校から野球をやってきて携わっていただいた関係者の皆さんを裏切ってしまい、本当に申し訳ありません」と冒頭で謝罪すると、約10分間にわたり経緯を説明した。

 質疑応答では「自分で会見をしようと思ったのか?」との問い「ハイ」と答え、今回の問題に深く関わっている野球賭博常習者B氏に対しては「最初はすごくいい人だと思っていたけど今はすごく怖い、恐ろしい人だと思います」と話した。

 資格停止処分が確実だが「今後のことは分からないが、まずは自分が野球賭博をやってしまったことを深く反省して受け止めて、前に進んでいきたいと思います」と涙を流した。

 最後に「本当に申し訳ありませんでした」と再び頭を下げた。